アイビー | [別名] セイヨウキヅタ ウコギ科 落葉または常緑木本 |
[高さ] つる長:0.5m〜8.0m |
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ギリシャ神話では妖精シサスの化身とされ、古代から人々に親しまれていたグリーンです。長く伸びる茎をフェンスなどに絡めれば、広い面を短期間に覆うことができますし、茎の途中から多数の吸着根を出し、壁面などに張り付きながらはい登るので、建物や塀などの壁面を覆ったり、地面に這わせるグラウンドカバープランツとしても活躍します。コンテナガーデン、ハンギングバスケットに使われることも多く、日陰にも耐えるのでインドアプランツとしても重宝します。強い日光に当てると傷むことも。 |
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代表種といえるのは、イングリッシュアイビーと呼ばれるセイヨウキヅタ(H.ヘリックス)の仲間。世界で最も多く栽培されているのもこのグループのもので、多彩な園芸品種が作られています。 |
■植栽のポイント | |
寒さや暑さ、少ない日照や土の乾きにも強く、とても丈夫で手がかかりません。茂りすぎて密になった枝には、夏にアブラムシがつきやすくなるので、予防のため、適当に枝を間引いておくとよいでしょう。挿し木の適期は、サクラが咲く頃と夏の暑さが去った初秋頃。2〜3節に切り分けた茎は、水に挿しておくだけでも発根し、新しい株を作ることができます。 |