| ボウガシ | [別名] クロガシ、マルバガシ ブナ科 常緑/高木 |
| [高さ] 植栽時:2.5m〜3.0m 庭木高:3.5m〜4.5m |
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| ■庭の景色 | |
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およそ12〜13平方メートル程でもあろうか、ごく狭い庭に小ぶりの生け込み灯篭と水鉢を据え、あっさりとした和風の庭が作られている。高木はヤマモミジにヒメシャラが1本ずつ、常緑ではボウガシが2株、あとはカクレミノやアセビ、ヒサカキ等の中低木、そして山苔という簡素な庭である。 |
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ボウガシは、庭に面した隣家の窓の前に植えられていて、すっかり隠すわけではないが、一応の目隠しとして役立っているようだ。こうした場合、竹垣や生垣で視線を遮へいする事が多いが、さり気なく見え隠れ程度にしておくのも、案外気がきいているかもしれない。それはこの家のように隣同士接近して建物が建っている場合、目隠しされる側は窓をふさがれ、暗くなったり風が抜けなくなることより、人間関係も悪化する恐れもあり得るからである。住まい方の作法といえようか。 |
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| ■植栽のポイント | |
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アラカシやシラカシ、スダジイといった常緑樹は、以前ほどには植えられなくなった。庭が一般的に狭くなり、また生活が洋風化して建物や庭の好みも変化してきたことなどが、その理由としてあげられる。また和風の庭でも、常緑樹を中心とした庭から、落葉樹や花木、草花類を楽しむ庭へと変わってきていることも確かであり、アラカシが使われるのも、生垣やボウガシといった限られた樹形のものがほとんどといってよい。ボウガシは株立ち状で狭い庭にも使え、「暗い、重い」といった印象を与えないところから、好まれるようになったと考えられる。 |
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樹高2.5〜3mのものが多く生産されており、隣家との境や道路際といった機能的植栽のほか、アプローチや主庭でも独特の樹形が好まれて植栽される。 |
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| ■手入れのポイント | |
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比較的多く使われるボウガシの場合は、枝を伸ばさず、枝葉を透かして軽やかに見えるように剪定を行なう。生垣の場合は、年に2回の刈り込みをする。 |
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| ■その他 | |
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ドングリ 10月頃やや楕円形のどんぐりが実る。長さ1.5〜2.0センチ。 |
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病害虫 病害では、うどんこ病、毛さび病、すす病などの発生を見ることがある。虫害は、ハマキムシ、サラサヒトリ、カミキリムシ類、オオワラジカイガラムシなどによる被害がある。 |
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